白髪をヘナで染めていたけど、最近やめたい人が増えているそうです!
美容師さんに教えてもらった、ヘナをやめたい人の理由は、やっぱり色。
しかし一方で、ヘナをやめない「ヘナ出家」をする人もいます。
わたしの友人がまさにヘナ出家。
なぜ友人はヘナ出家をしたのかをおはなしします。
ヘナをやめたい人が増えている
私が今通っている美容室でカラーリストさんに教えてもらったのですが、
「ヘナをやめたい」「色を落としたい」という依頼がとても増えているのだそうです。
と尋ねると間髪入れずに
「それは色ですね」
間髪入れずに美容師さん即答。笑
「ヘナの場合は染まり過ぎてしまうんですよね」
わかります、わかります。
「今って染めるにしても少し透明感のある感じが人気なのですが、ヘナはベタっと重く染まってしまうんです」
たしかにそうです!
「それと最近はカラー人気が高いので、ヘナやめたいと思われるみたいですね」
なるほど〜。
最近ってみなさん自由にいろんな色を楽しんでますよね。
ヘナじゃ絶対に透明感は出ないし、色を楽しむことはできない。
そして今のトレンドは、白髪を完全に隠すのではなく、ハイライトを入れて白髪を目立たなくしたりすること。
白髪を「隠さなくちゃ」としっかり染める時代から変化をし始めているのです。
また、ヘナで染めていると、カラーチェンジができないだけじゃなく、縮毛矯正もかかりにくくなるんだとか。
美容室ではどうやってヘナを落とすの?
と聞くと、「ブリーチ剤を使って落としていくのですが、他のカラー剤と違ってヘナは赤い色素がしっかりと残ってしまい、一回では落とせないことがとても多いのです」
とのことでした。
しっかりと染まったヘナの色をブリーチで落とすのは、髪がそうとう傷むのは覚悟しなくちゃいけません。
私は無理にヘナの色を落とさずに、生えてきたところをどんどんカラートリートメントで染める方法で、髪を傷めることなく脱ヘナできました。
ヘナ出家をした友人の話
私がヘナで染めていたころはヘナがちょうど流行っていた時期でした。
友人のほとんど全員がヘナで染めていて情報交換もしたりしてヘナで盛り上がっていたんです。
そんなある日、友人の1人が赤くなりがちなヘナに飽きて髪色を黒くしたいと言いだし『ヘナで真っ黒』に染めてしまいました。
ヘナ専門店に染めにいくと美容師さんから「かなり黒くなりますよ!」と牽制されたにもかかわらず、どんだけ真っ黒かがイメージ出来ず。
「大丈夫です!」とゴリ押しで黒くしてもらったら・・・。
これがもう真っ黒なんです。地毛の色をはるかに超えた真っ黒としか言いようのない色。
はっきり言ってかなり不自然な色です。
本人もこんなに黒くなるとは思っていなかったし、染めた直後にあった私もかなりびっくり。
でも本人はもちろん私も、簡単に色を抜くことができると思っていたのです。
ところが、他の美容室でカラーを明るくしたいと言っても
「ヘナで染めたんですねぇ、明るくするのは無理です」と断られ続けます。
やっと髪の毛が少し伸びてきて、カラー専門の美容室でしぶしぶ伸びてきたところだけ染めてもらえたのですが・・・
なんと頭頂部だけ明るい色に染まってました!
根元に生えてきたヘナで染めていないところだけが、白髪染めの「明るい色」でそまっているので
根元だけかなり明るい茶色 他はヘナの真っ黒のまま。
つまり逆プリン状態。
「頭のてっぺんだけ茶色だよ!」
「髪どうしたの?」
と会う人会う人に言われてました^^;
結局友人は、またすぐにヘナ専門店で明るく染めた部分を含め、全部をふたたび真っ黒に染めることになりました。
それ以来、友人は髪色を明るめにすることも無く、ヘナ以外で染めようと思うことも無く、
常にヘナでほぼ真っ黒な髪色を何年も続けています。
完全に「ヘナ出家」をしてしまったのです。
3週間に一回は電車でヘナ専門美容室に行き、たっぷり時間をかけて染めてもらい、自宅でも伸びてきたところを7日〜10日置きにヘナで染めています。
ヘナで染めている数時間、その間外出もできません。
宅配のお届けが来てもスルーです。
友人はフルタイムで仕事をしているので、休みの日の半日はヘナのための時間。
以前「カラートリートメントにしたら楽だよ」と勧めてみたのですが、
出家をした友人は、ヘナを止めることはありません。
でも、最近は友人も更年期にさしかかり(私より年下です)、
「いい加減白髪染めに時間ばかりかかって疲れてきた」というようになりました。
やめちゃいなよ〜、と言いそうになりますが、同じことをずっと続けることが好きな彼女が、そう簡単にやめないことは知っているので、そっとしてます。
「その後の友人・・・」
ヘナでずっと染め続けていた友人。
現在もヘナ染めの得意な美容室にまめに通っていますが、やはり「髪色を明るくしたい」と思い始めたそう。
「明るくしたいんですけど」
と美容師さんに相談すると、「ヘナの色が抜けるまでは無理なので、少しずつ伸びてきたところをリタッチしていきましょう」
ということになり、伸びたことろをぼかすように、すこーしずつ明るいヘナで染めているそうです。
ヘナの明るい色ですから、あまり明るくないしやはりオレンジっぽいんですよね。
そうして久しぶりに友人に会ったのですが、その髪色は・・・
「全然色変わってないじゃん!」
とつい口に出してしまうほど、全くと言って良いほど変化なしでした。
「ヘナやめちゃえばいいのに!!」
とまた思った私です。笑
ヘナをやめられない友人の言い分
ヘナをずっと使っている友人は2人いるのですが、2人とも白髪が多めかつジアミンアレルギーがあります。
そこでヘナ一択になっているのですが、
「カラートリートメントにしてみたら?」
と言うと、
「カラートリートメントは使ったけどわたしの髪には染まらなかった」
と言います。
カラートリートメントを使ったのは、5年以上前とのこと。
確かに、昔のカラートリートメントは染まりにくかったのかも。
でも、今のカラートリートメントは染まります。
というか、種類がとっても豊富なので染まらないカラートリートメントもあれば、しっかり染まるものもある。
どんどんカラートリートメントも進化しているんですけどね。。。
しかしそこはやっぱりヘナ出家なのです。
たとえ染まりやすいカラートリートメントがあると言われても、そうそう簡単に還俗はしないのです。
わたしが愛用する白髪染めトリートメント
白髪染めトリートメントって、今やすごい人気らしく、どんどん新発売されるんです。
で、わたしは気になるものは片っ端からつかうのです。笑
最近のものって、「しっかり染まるもの」と「抜け感、透け感のあるもの」など種類がとても豊富なんですよ。
それぞれの良さがあるのですが、「しっかり染まるけど、抜け感も出せる」というものがあったのです。
それは、LPLPエッセンスカラートリートメント
LPLPは以前から人気のカラートリートメントですが、LPLPエッセンスの方です。
LPLP(古い方)は、色がかなり濃いのです。
ヘナから脱出するときは濃い色が良かったのですが、今はちょっと透け感がある方がしゃれて見えるんですよね。
そこで使っているのは、ルプルプエッセンス のアッシュブラウン。
美容室のカラーでもアッシュはもう定番的な人気ですが、ルプルプエッセンスのアッシュはちょっとくすんだ透明感があるんです。
時間も3分で染まるという短時間染めタイプです。
最近使ってみて一番良かったです。
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ヘナをやめて良かったこと
わたしの場合は、インディゴなど濃く染まるものを使っていなかったのもあり、あっけないほどスムーズにヘナをヤメることができました。
ブリーチ剤でヘナを抜くこともせず、ひたすらカラートリートメントで染め続けただけです。
この方法なら美容室に行くことなく、自分でできるし、髪が痛むこともありません。
思いきってヤメて良かったと心から思っています。
- 白髪染めに時間がかからなくなった
- 髪がつやつやになった
- 明るいカラーを楽しむことができる
- おしゃれをするのが楽しくなった
やはり髪色が制限されているのって楽しくなかったんだなぁと、ヘナをやめて気づいたことのひとつです。
髪色がちょっと明るくなっただけで、気分が華やいでおしゃれをしたくなりました。
ヘナはとにかく時間がかかります。
自分で染めるにしてもヘナを用意して塗って洗い流すのに、最低でも1時間はかかります。
でも、髪は必ず伸びてくるので2週間もすれば白髪が生えてきます。
リタッチでも、染めるのにかかる時間はほぼ同じですから、気になるたびにこの時間を捻出しなくてはいけないんで。
貴重な時間をヘナに費やしてしまうのは、もったいないです〜。
さくっとやめて、カラートリートメントや白髪ブリーチを楽しみましょう♪