リライズは染まらない? それとも染まるの?
セルフで白髪染めをするのが大好きな私が使ってみました。
正直言って、「わたしは全然染まらなかった」です。
これまで使ったカラートリートメントとはまったく違う種類の白髪染めリライズ。
また実際に使うと、いろいろ気になるところがありました。
リライズさんには申し訳ないのですが・・・
リライズ使った感想
リライズは、ドラッグストアで売ってるのでとても買いやすいです。
買ってみると、リライズと手袋、ごく簡単な説明書が入っていました。
この手袋、必需品です
リライズはボトルがとても使いやすいです。
普通のカラートリートメントのようにチューブじゃないので、片手で出すことができます。
カラートリートメントのようにブラシに乗せながら、染めてみました。
出したてはベージュだったリライズ
時間が経つとこんな風に真っ黒になっていました。
私の髪もこんな風に染まるのね〜、と期待値マックス。
しかし匂いがキツいなぁ〜。
刺激臭がプンプンするんですよ。
リライズが染まらない
リライズは5分で染まると説明書に書かれていますが、私は半身浴しながら20分近く放置。
ワクワクしながら洗い流したら・・・
『なんと全然染まってません!』
これもカラートリートメントとはまったく違って、白髪がうっすら茶色になるということもなく
何も変わっていない状態です。
説明書を読み返し、いろんな方の口コミを読むと、最初は続けて3日くらい染めた方がよいとのことでした。
口コミで多かったのは、3回目から急に染まり出すとか。
というわけで、染め続けたのですが、5日連続で染めた結果がこちら
かなり染まってはきました。
しかし、5日に渡って染め続けたにもかかわらず、まだ白髪が残っています。
私の中で、3日連続で使って染まらない白髪染めは染まらないというのがあるのですがリライズはそれになります。
頑張って5日染めたというのに・・・。
相性の問題もあるんでしょうねぇ。
リライズと他のカラートリートメントとの違い
白髪染めをセルフで、それも簡単にできたら、本当に女性にとって幸せですよね〜。
花王のリライズは、今までのカラートリートメントとはまったく違うようで、ちょっと良さそげ。
まず、リライズには染料が入っていません。
カラートリートメントは、HC染料・塩基性染料が必ず含まれているのですが、リライズには入っていません。
染料の代わりに、ジヒドロキシインドールという花王が開発した、独自の着色成分が白髪を染めます。
ジヒドロキシインドールはお酒の月桂冠で有名な、月桂冠総合研究所との共同開発です。
染料が入っていないので、リライズの色はこんな感じ
なんとベージュ色です。
カラーはブラックとグレーの2種類しかありませんが、
仕上がりが、まとまり仕上げ、ふんわり仕上げの2種。
仕上がりを選べるカラー剤ってめずらしいですよね。
私が買ったのは、リ・ブラックのまとまり仕上げ
カラー剤で、仕上がりの状態まで選べるなんてとても画期的ですよね!
しかし使ってみたら全然染まらない。
ちょっと残念いや、かなりショックです。
でも、使ってみて気づいたのは、染まらないことだけじゃなかったのです。
リライズは敏感肌にはきびしい
わたしはシャンプートリートメントでニキビができやすい敏感肌。
頭皮がかぶれたりはしないけど、美容室で施術してもらうと、翌日にはブツブツが顎辺りに発生します。
そんなわたしが、5日連続でリライズを使ってみたら・・・、
見事に肌荒れしました^^;
後述しますが、成分に強めのものが含まれているせいかと思います。
敏感肌の方は注意が必要です。
リライズの気になる点!
ところでリライズを使っていていろいろと気になる点がありました。
リライズは匂いが強い
まず、匂いがすごいこと。
無香性って説明書には書かれているんですけど、ツーンとした刺激臭がするんですよ。
パーマ液とか、美容室のカラー剤、除毛クリームの匂いです^^;
美容室のカラー剤に含まれている、ジアミンは入っていないのだけど、なんでかな?
と改めて成分をチェックしてみました。
リライズの成分
水、エタノール、エタノールアミン、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、PG、ミネラルオイル、セテス-40、ステアルトリモニウムクロリド、オレイルアルコール、ジメチコン、アスコルビン酸、亜硫酸Na、セテス-2、アモジメチコン、リン酸、香料、ジヒドロキシインドール、セテアレス-7、セテアレス-25、乳酸
そして「エタノールアミン」という成分が、匂いのもとだとわかりました。
このエタノールアミンというのは、髪の毛を膨張させる働きのあるアルカリ剤なのだそうです。
PH値がほぼパーマ液と同じ。
匂いもパーマ液に近いです。人によってはジアミン入りの白髪染めの匂いっていう人も。
どうりで、5日も連続して使ってしまった私の髪は、3日目くらいからパサパサしていたんです^^;
敏感肌やダメージヘアの方は気をつけた方が良いです!
リライズは色が真っ黒
リライズは、黒く染まるリ・ブラックと、グレー系に染まるグレーアレンジの2色しかありません。
白髪が染まるのはありがたいのだけど、その色が真っ黒なんです。
好みの問題になるかと思うのですが、私はある程度の年齢になったら髪が真っ黒すぎるのはかえって不自然に感じるんですよね。
なんていうか、真っ黒の持つ強さと顔の老け方がアンバランスというか。
髪に顔が負けてしまうように思うのです。
なので、もししっかり染まったにしても、リライズはちょっと違うかなぁと感じました。
すぐにダークブラウンとか販売されるかな、と思ったけど販売されないところをみると、きっと難しいのでしょうね。
また、リライズでしっかりと黒く染められた髪は、のちに美容室でカラーをするときに色が入りにくいこともあるようです。
一時しのぎに使うなら、根元のリタッチ程度にしておいた方が良いかもしれません。
リライズがおすすめな人
わたしが考える、リライズがおすすめな人は、
- しっかりと黒く染めたい人。
- 男性。
- 若白髪に悩む方。
だと思います。
すでに髪色を明るくしている人は、リライズで染めると黒くなってしまうのでおすすめできません。
男性は、リライズの手軽さや、黒く染まる感じも自然で良いと思います。
女性より髪が短い人が多いと思うので、私が気になった髪の痛みもそれほどダメージが無いと思います。
若白髪に悩む人って多いですよね。
実は私も、中学生のころ突然髪の内側にバーっと白髪が大量発生したことがありました^^;
当時はどうして良いのかわからず、マジックで塗ったりしていたんです。
あの頃にリライズがあったら、きっと助けられたんじゃないかなぁと思います。
しっかり染まるカラートリートメントでストレスゼロに
リライズは染まらなかったけど、最近はどんどん染まりやすいものが発売されています。
わたしが気に入っているものをご紹介します。
ルプルプエッセンスカラートリートメントです。
放置時間たったの3分
しっかり染まります。
色も5色もあり、わたしが使っているのは流行りのアッシュ系、アッシュブラウン。
染まっている時間も長いので、しょっちゅう染めなくてもOK
(しっかり染めるにはたっぷりの量と、長めの放置時間)
まとめ
- リライズはカラートリートメントのようにはそまらない
- 髪が真っ黒に染まる
- 匂いがキツい
- ボトルがとても使いやすい
- 染まる人と染まらない人の差がハッキリ
- 敏感肌、ダメージヘアには向かない
良さそうだと思って買ってみたけど、結局5回使ってもあまり染まらず、髪もパサつき、肌もあれるという踏んだり蹴ったり状態でした。笑
しかもリライズは返金保証などの付いていない商品です。
けっこうカラートリートメントって、返金保証付きのものが多いんですよね。
返金保証がないなら、お試しサイズとかあれば良かったなぁ。
でも、使ってみないことにはわからないですから、使って良かったかな。
リピは絶対にないけど。笑
リライズは合わなかったけど、カラートリートメントがどんどん進化しているので美容室のつなぎ間隔がどんどん開くようになりました。