湯シャンのやり方を最新バージョンでまとめてご紹介します。
湯シャンがブームになった数年前よりバリエーションが豊富で取り入れやすい方法も増えました。
「湯シャンやってみたいけどやり方がわからない」
「一度やってみたけどうまく行かなくて断念した」
そんな方もいるかと思います。
実はわたしも、3年続けた湯シャンを一度やめていますが、あらたに湯シャンに再挑戦しています。
最近湯シャンが再ブームなのか実践者が増えているのを感じます。
わたしの周りでも、湯シャンを実践している人が増えていろいろな情報をもらっています。
最新の湯シャンのコツや、わたしのやり方も詳しくご紹介させていただきます。
前回湯シャンをやめたお話しはこちらへ
湯シャンのやり方いろいろ
湯シャンとひと口に言っても、やり方はいろいろあります。
最新のものを含め全部で6つをご紹介します!
- 完全にお湯だけで洗いリンスやトリートメントもしない(わたしが以前やっていたのがこれ)
- 湯シャンのあとクエン酸リンスをする
- 湯シャンのあとトリートメントをする
- 普通にシャン&トリをする日と、完全湯シャンの日のミックス
- シャンプーの量と時間を半分以下に減らす「減シャン」
- シャンプーを毎日しない。(シャンプーそのものの回数を減らす)
かつての湯シャンは、ひたすらお湯だけで洗うものでしたが、今はかなりバリエーションが増えています。
一つずつ説明していきますね。
完全湯シャン(難易度最強)
ひたすらお湯で頭を洗うだけの湯シャン。
クエン酸でリンスもしないし、ただひたすらお湯で洗います。
髪質や頭皮の状況にもよりますが、短い髪の方がやりやすいと思います。
やり方は至ってシンプル。
頭皮がベタつきやすい人は少しお湯の温度を高めに。
反対に髪や頭皮が乾燥しやすい人は、少し温度を低めにするのが良いです。
しかし、完全湯シャンは本当にハードルが高いです。
メリットは
- 髪と頭皮に優しい(なにも使わないので)
- お財布にめちゃ優しい
- 浴室が雑然としない(シャンプー類を全く買わないので)
デメリットは
- 人を選ぶ(髪質体質による)
- 髪がパサついたりきしみやすい
- 反対に頭皮がベタついたりフケなどがでやすい
- 洗い方によっては匂いがすることも
完全湯シャンは、ときどき頭皮や髪の状況を家族や美容師さんにチェックしてもらうのがおすすめです。
なぜなら、匂いがしたり、頭皮が赤く炎症を起こしていることもあるからです。
かつてのわたしがそうでした。笑
また、湯シャンって意外と髪がきしんだりパサつきます。
シャンプーのように泡がないので、髪の毛同士が摩擦をするからです。
ここで断念する方も多いと思いますが、湯シャンの後リンスやトリートメントを使うときしみが軽減されますよ。
クエン酸リンスをつかう
湯シャンのあと、クエン酸リンスをつかう方法をご紹介します。
石鹸シャンプーのあと、クエン酸リンスをつかう人は多いです。
しかし、実はこのクエン酸リンスは湯シャンにも使えるのです。
クエン酸リンスは2種類あります。
一つずつ説明しますね。
クエン酸粉末タイプ
粉末のクエン酸は、スーパーやホムセン、100均一で販売されていて、お掃除などにも使えます。
100均でも売っているのでコスパは抜群です。
もしうまく使えなかったりしてもお掃除に使えますし。
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使い方は
「粉末クエン酸をお湯に溶いてつかう」
これだけです。
しかし、粉末の量の加減がちょっと難しいといえばむずかしいのです。
合う量はひとそれぞれ。
クエン酸の量が多すぎるとベタつきやすくなります。
ちょうどいい加減を見つけてみてください。
クエン酸リンス
粉末タイプの加減が難しいわ〜。
と感じる方は、市販されているクエン酸リンスがおすすめです。
クエン酸リンスは、最初から使いやすく加減されているからです。
ただし市販のクエン酸リンスの中にも、水で溶くタイプや、粉タイプもあります。
粉タイプのクエン酸リンスを使うなら、「粉末のクエン酸」で十分です。笑
使いやすいのは、最初からリンス液状態になっているものです。
わたしが愛用しているのは、シャボン玉石けんのもの。
弱酸性リンスです。
髪全体に塗布して洗い流します。
または、洗面器に好みの量を溶かして使っても良いです。
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湯シャン後トリートメントのやり方
クエン酸リンスでもパサつく場合は、トリートメントを使いましょう!
湯シャンで髪を洗った後、トリートメントを使う方法は最近とても人気です。
湯シャンだけで髪の汚れは8割程度は落ちると言われていますが、髪の表面を保湿する働きはありません。
そうすると、パサつきやすい髪は無防備な状態になります。
そこでトリートメント!
湯シャンだけじゃ髪がパサつきやすい人に取り入れやすい方法です。
ハイダメージのわたしも、湯シャンのあとにトリートメントをすると髪が落ち着いてくれます。
湯シャンに合うトリートメント
湯シャンの後に使うトリートメントによって、髪の仕上がりは変わってきます。
シャンプーを使っていないため、トリートメントが濃厚なものだとちょっとベタつく感じがあります。
また、頭皮ちかくに使うとベタついてしまうので、毛先にだけ使ったほうが良いです。
トリートメントは、ノンシリコンタイプでテクスチャーが重く無いものが使いやすいと思います。
ノンシリコンを選ぶのは、シリコンは肌や髪・頭皮につくと落ちにくい成分です。
シャンプーを使っているのなら落としやすいですが、湯シャンの時は落ちにくいのです。
なのでノンシリコンが良いです。
最近はノンシリコンのトリートメントも少し増えてきましたが、まだまだ少ないです。
シャンプーはノンシリコンだけど、トリートメントやコンディショナーにはシリコンが入っているものがとても多いです。
わたしが気に入っているのは、スカルプDのノンシリコントリートメント
髪質によってボリューム・モイストの2種類から選ぶことができます。
シャンプーももちろんノンシリコンで、トリートメントは頭皮につけても良いタイプです。
スカルプDを使った感想はこちらにまとめております。
髪がパサパサになったりごわつく方は、湯シャンにトリートメントをプラスしてみてください。
湯シャンだけじゃなくシャンプーの日も作る
湯シャンのみじゃなく、ときどきシャンプートリートメントもする。
シャンプー・トリートメント と湯シャンを交互にやったり、シャントリを週に一回程度にしたり。
ご自分の髪の状況や季節に合わせて調整することができます。
現在わたしの湯シャンはこのやり方です。
わたしの場合は、湯シャンとシャンプー・トリートメントの割合は特に決めておりません。
髪の状態を見ながら、「そろそろシャンプー使ったほうがいいかな」
「今日はまだ湯シャンでいいな」
と臨機応変に変えてます。
シャンプーの量と時間を減らす減シャン
湯シャンをやってみたいけど、匂いやスッキリ感が気になって。
という方には、「減シャン」から始めてみる方法があります。
減シャンプーは
名前のとおり、使うシャンプーの量とシャンプー時間を減らす方法です。
普通のシャンプーと同じように、お湯で予洗いをしたあと今までの半分くらいの量と時間を目安に洗います。
お湯だけでも8割の汚れは落ちるといわれているので、ササっと洗うだけでも汚れは十分すぎるほど落ちます。
湯シャンで挫折しがちな人も、減シャンなら続けていけると思います。
そうして、ときどき湯シャンの日も入れてすこしずつ湯シャンに慣れていくのも良いでしょう。
シャンプーをしない日を作る
そもそも髪がベタついたり汚れていない日に洗う必要はないのでは?
と、毎日シャンプーをしない方法もあります。
そもそも汚れていないのですから、洗う必要はないのです。
髪の毛は水に濡らすとキューティクルが開きますし、その後ドライヤーをかけたりと、髪が傷む要素が多いです。
ならば、いっそ汚れていない日は洗わない。
至って合理的です。笑
わたしの知人もシャンプーをしない日を作っている方がいます。
最初はベタつく感じがして気持ち悪かったのだけど、だんだん慣れてきてそのうち2日くらい洗わなくても髪がサラツヤになったと言うのです。
わたしも、美容室でしっかりシャンプー&トリートメントをしてもらった翌日など、自宅で洗うのをやめてみました。
1日程度じゃすぐにベタつきはしないし、洗わなかった日の翌日はシャンプーをしてもいつもよりきしみが少ないことに驚き、ときどき実践したくなりました。
秋冬など汗をかかない季節はシャンプー回数を減らしてみるのも良いですよ。
シャワーヘッドを塩素除去タイプに変える
トリートメントを使っても、髪がパサつくときはシャワーヘッドを見直すのも良いです。
というのも、水道水には塩素が含まれています。
塩素除去のシャワーヘッドにするだけで、髪の手触りの違いに驚く人が多いのはそのためです。
わたしはこの方法も知人に教えてもらったのですが、効果テキメン。
なんでもっと早く塩素除去タイプのシャワーヘッドにしていなかったのかと・・・。
塩素除去シャワーは肌へのあたりが優しく、髪がサラッとするだけじゃなく、肌や体にも優しいです。
敏感肌の方も塩素除去タイプは良いですよ。
塩素除去シャワーヘッドはいろいろありますが、やはりミラブル の人気が高いようですね。
湯シャンを再び始めた理由は?
わたしが一度は断念した湯シャンを再び始めた理由は
その1:「髪がとんでも無く痛んでいたから」
白髪を目だたなくするつもりで、ブリーチを髪に何度か入れていたら、とんでも無く髪が痛んでしまったのです。
このブリーチによるダメージってハンパなくて、毎月美容室に行くたびトリートメントをしてもらい、髪質改善のサロンにも2回行きましたが、効果を感じるのは数日のみです。
もっと根本からなんとかしないとダメなんでしょうね。
湯シャンを取り入れて、白髪染め回数を減らしてカラートリートメント
その2:「湯シャンを実践している人が最近まわりに増えてきたため」
前回湯シャンを実践していたときは、湯シャンをやっている人が少なく、わたしもやっているとは人に言いにくい雰囲気がありました。
しかし、現在はやっている人が急に増えた感があります。
しかも、みなさん髪の長さはセミロングからロングヘアでさらさらつやつや。
実践している人が増えると、情報交換もできてより湯シャンへの道が開けた感じがします。
湯シャンを実践している人は、皆きまって「以前より髪の調子が良い」というのです。
え、わたしはフケも多かったし、髪もパサパサだったのに、この違いはどこに??
わたしもサラツヤの髪になりたいんです。
いろんなシャン・トリを使ってもハイダメージは切らなくては治りません。
もう失うものは無い、再び挑戦しました。
再湯シャンを始めて、約1ヶ月。
まだ試行錯誤なところもありますが、髪の状態はすこしずつよくなってきているのを感じてます♪